服部先生のコメント

経験・体験すると忘れない

プリメックスクリエイティブクラブは楽しみながら学習効果が上がるような工夫がなされている子ども英会話教室です。子ども達が日本語を大切にしながら、世界共通語である英語に親しんでいくことが出来れば、世界の一員として、異なる文化の人たちとも触れ合い、理解し合えるようになることでしょう。子ども達が「もうひとつの言語」である英語に触れながら成長することを願っております。

服部 孝彦 子ども英語教育のすすめ

言語を習得するには、適した年齢があり、それを逃してしまうと習得は困難になるとする仮説があります。
これを臨界期仮説(critical period hypothesis)といいます。

オオヤマという言語学者は、アメリカに住んでいるイタリア語を母語とする移民たちを対象に調査を行いアメリカへ移住した年齢が低ければ低いほど話す英語のなまりが少ないという研究報告をしています。またジョンソンとニューポートという言語学者たちは、韓国語と中国語を母語とする移民たちの英語文法能力について調査し、アメリカへの移住年齢が低い人の方が、移住年齢の高い人より高度な英語文法能力を身につけているという研究報告をしています。

このような研究報告の結果から、一般的に第二言語学習は子どもの頃からはじめた方がよいと考えられています。そして臨界期は学者によって年齢の幅が大きいのですが、7歳から12歳頃までであるとする説が有力です。もちろん臨界期を過ぎてもしっかりとした英語力を習得することは不可能ではありませんので、最近は臨界期ではなく敏感期(sensitive period)という用語が使われるようになってきました。いずれの用語を用いるにせよ、言語の習得には適した年齢があることがわかっております。特に発音に関しては8歳までにはじめなければ良い発音は身につかないと主張する言語学者もおります。

英語習得において年齢の要因が大きいことはわかりましたが、子どもに英語を教える場合、発達段階に応じた指導がとても大切になります。幼児期の子どもは反復練習や置き換え練習を楽しく行いますが、小学校高学年になりますと機械的な活動には退屈してしまいます。模倣や反復をいやがらない年齢では、動機付けを大切にしながら、できるだけ多くの英語にふれさせることが大切となります。しかも、限られた時間内で最大限の効果が上がるよう、良質の英語のインプットをしてあげなければなりません。

「プリメックスクリエイティブクラブこども英会話」は子どもの発達段階を考慮した適切な指導法で、楽しみながら学習効果が上がるような工夫がなされている子ども英語教室です。子どもたちが日本語を大切にしながら、世界共通語である英語に親しんでいくことが出来れば、世界の一員として、異なる文化の人たちともふれあい、理解しあえるようになることでしょう。子どもたちが「もう一つの言語」である英語にふれながら成長することを願っております。

服部孝彦先生

服部 孝彦 プロフィール

初等・中等・高等教育を日米両国で受けた帰国子女。言語学博士(Ph.D.)。

米国ケンタッキー州立ミュレー大学(MSU)大学院客員教授等を経て現在、大妻女子大学・同大学院人間文化研究科言語文化学専攻教授、早稲田大学講師。

国連英検統括監修官、公益財団法人海外子女教育振興財団外国語保持教室アドバイザー、元NHK英語教育番組講師。

主な著書に文科省検定中学英語教科書『ニューホライズン』(共著、東京書籍)他、著書89冊、学会発表論文118編、学術誌発表論文104編を超える。

日本に本拠地を置く現在でも日米間を一年に何往復もしながら、米国の国際学会等での研究発表及び講演活動を精力的にこなす。